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映画の正しい鑑賞方法を知らず、捻くれたまま映画を観続ける残念な怪獣がアレコレ愚痴りまくるブログです。
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 私は今、二つの短編集に取り掛かり、創作としては充実した時間を設けているようにはしている。二次創作はまぁ、ある程度プロットが固まっているわけで、あとは誤魔化し誤魔化しで(何)文章を整えるべく、ウンウン唸るだけで良いのですが、問題はオリジナルのほう。いや、こちらも大体プロットが組まれている(実際、一作品は完成に近づいている)のだが、問題はある。それは一本目と四本目に収録予定の「シガレット大通り」とトリとなる「Sugar Spot」。先に述べた通り、これは所謂、怪盗モノである。もう既に、私の周りで知る限りこの手の作品は、数多く出回っている。例を挙げれば、ガンクさんの「Art Hart Stealer」が真っ先に挙げられる。さらに私のサイトの投稿小説コンテンツには、しんへいさんの傑作短編「キリシェとシェリア」シリーズ(仮題)。さらにさらにFourRamiさんの「SEA☆SKY★STAR RETAKE」と、三本もある。もうこの三本で怪盗モノの鉄板(魅力とか面白さ)は出尽くしてしまっているような気がして、私なんかが遅れた様に「じゃあ私もその類書いちゃうぞ」なんて、気合入れて袖を捲り上げても、一言「新鮮味に欠ける」と片付けられそう。しかし。私は敢えて、この地雷地帯に足を踏み入れたいと思う。こんな私にだって、腐ってもアイディアはある……と思う(泣)。

 要は何を言いたいのかというと、頑張って筆を進めれば進めるほど、この御三方の作品に周りをぐるぅっと囲まれ、腕組みされて睨まれているような錯覚に陥って、中々思うようにいかないのだ。どのような作品になるか分かりません。前途多難、戦々恐々。「後ろから追いかける」辛さを改めて実感中。ぬ~ん。

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 下の記事で、新年早々からゴズィラの戯言の如く、様々な執筆予定タイトルが組まれているが、閲覧者皆々様には是非「どうせ出来ないんだろ?」と思って頂いて構いません。私自身も言うまでも無く組まれたタイトルを書き切ることに自信が無いのです。希望観測みたいなもんで。ぶっちゃけ、二つも纏まった短編集も出して、尚且つ長編に着手なんて、出来るはずがない。そこまで出来れば、逆に「あれ、なに、仕事辞めて暇なん?」と突っ込まれそうだ。突っ込まれなくても、自己倒錯しそう。まぁ、一つだけでも短編集出来れば満足かな。別にオリジナルは無理に“集”にしなくてもいいしね。ただ、私にいつまでも纏わりついている六本木優希の呪縛はさっさと払い落とさなければなるめぇ。覚悟しとけよてめぇ、この死にt(自主規制)。まぁ、何故彼に拘るのかというと、それには深い理由があるわけで。深い理由は、短編集が完成したらゆっくり語る時間を設けるとします。

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 きっと「彗星の如く」というのはこの方にピッタリなのだと思う。FourRamiさんが経営する「海の見える高台の家」で開催されている、老舗小説コンクール「一筆夢想」。その第2回大会で、その圧倒的な表現力と文章力で最優秀賞を獲得した【一筋の白い糸】というタイトルの野球短編小説。作者は言わずと知れたカリートさん。まさに彗星の如くである。カリートさんだけ別次元であったのだ。まるで疾走する地上のものを見下ろしながら、悠然と翼を羽ばたかせ空を飛んでいるような。そして、彼は第2回大会を皮切りにこれまで「一筆夢想」に最多となる15回出場。うち最優秀賞4回。優秀賞4回受賞。いや、数字だけ見るってのは厭らしいが、実力があるからこれだけの数字が叩きだせるのであります。さらに同コンクール内の特別編として作品の人気投票があったさい、堂々第1位にカリートさんの「影山スカウト回顧録」が選ばれるなど、カリートさん作品が多数投票されていたと同時に、彼の描く独特の世界観に、数多くのパワプロSSファンが虜にされたのです。私のお気に入りは「ゴースト~マウンド上の幻~」と「絶好球」。特に「絶好球」を読み終えた瞬間は、あまりの新鮮さと意欲さに頬を一発殴られた気分になり、部屋中をのた打ち回ったのでした。やはり、これだけ多くのファンを生み出せる要因は、「小説を読み、推察し、良いところ悪いところを素直に吸収している」点。見習おうぜ、俺(笑)。ブログをご覧頂けば分かる通りですが、数多くの小説レビューをされているわけで。しかし、私のような禿げ頭にはカリートさんの高尚さについていけなくなる時があり、もうこの時点で「追いつけるわけがない」と愕然とした気持ちで床に腕を崩すのである。評論家としても、既にアマの域を脱している気がするのですが。そんな彼が、パワプロの二次創作を描くんです。よ~~く考えれば、物凄いことなんですよね。

 2007年は長編小説にも挑戦するというカリートさん。短編・掌編小説で地位を確固たるものとしたが、長編ではどういったカリート・テイストを生み出してくれるか、注目したいです。

 ゴズィラ的紹介:カリートさん
・2004年夏、小説サイト「海の見える高台の家」で開催された第2回「一筆夢想」においてデビュー作「一筋の白い糸」が最優秀賞を受賞。これ含め、今までに同コンクールに最多15回出場。最優秀賞4回、優秀賞4回受賞。2006年夏、小説サイト「The back of beyord's'」主催の「夏のコラスペ06」において最優秀賞(ポイントランキング第一位)受賞。主にパワプロSS、オリジナル野球SS執筆を中心に活動を展開。2005年には自身のブログを開設し、活動の幅をさらに広げている。一般的にエンターテイメント要素が色濃く出てしまうパワプロSSにおいて、日常的で哲学な要素をふんだんに取り入れているのが作品の特徴(あくまでゴズィラの観点)。最近の作品に「ダブルプレー」(パワプロSS)がある。おもな作品に「影山スカウト回顧録」「ギョギョギョ」「絶好球」「ゴースト~マウンド上の幻」「スイカこわい?」など、パワプロSSだけでも十数作に及ぶ。

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 私はいつの日か怪獣小説を書こうということで、張り切っていた時期があった。内容は高校のバドミントン部に所属する少年が主人公で、彼とその親友がバドミントンの練習マッチをしている場面から始まる。しかし、根性はあるが体力が無い。時期は真夏。体育館の室温はグングン上昇。耐え切れず主人公の少年は、体育館裏で戻しながら、気を失ってしまう。介抱する親友をよそに、他の部員は「ゲロッキー野郎」と汚い言葉で陰口を叩く。そんな主人公は、ある怪獣に憧れていた。ゴジラだ。圧倒的な強さを誇る怪獣に、憧れを抱いていた。その信仰ぶりは計り知れず、暇さえあれば「ゴジラ大全集」という日焼けした古書(舞台設定は2020年なので)を取り出し、飽きずに読んでいた。彼は夢を見た。気を失っているうちに夢を見た。それは自分が大きな大きな怪獣、もしくはゴジラそのもののような存在になっており、自らの意思とは関係なしに街を壊している夢。熱戦を吐き出し、人間、建物、木々を赤く包み込む。本人は心の中で「嫌だ、嫌だ」と叫ぶ。しかし、自分の口からは咆哮しか出ず、相変わらず闊歩している、という夢。やがて気がつき、目を覚ます。安堵する親友。親友は主人公の少年を笑いながら支えて、一緒に体育館を後にする。ふと、外には夕焼けが。ぼんやりと主人公は見つめる。先ほど見た自分の夢に戸惑いながら、「怪獣になれば、今の弱い自分を変えられると思う僕は馬鹿?」と思う。

 とりあえず、ここまで書いて諦めた。結局は、夢で見たことが現実になり、人間に戻ったところで政府に捕まり、研究という名目でヤク漬けにされ狂乱していたところを親友に助けられ、いつまで続くか分からない逃亡に身を投じる。という感じで、展開させていく予定だった。でもあまりにも救いようの無いストーリーだったので、書くのが辛かったのです。これ以来、怪獣は封印。今日に至る。が、今日に至ったとところでまた書きたくなった。近未来的なSFファンタジーみたいなもの。近未来という要素を除けば、ゲド戦記みたいな内容になりそうなのが怖いところ。かつ“ピノキオ”みたいな、みたいな。内容は、言ってしまおうか。どうせ書けないかも知れない。いや、書いたとしても映画のあらすじのようなもの。アッと驚く展開が無いのが私の小説の特徴。…気を取り直して、書いてしまうことにしよう。

 主人公はある政府直属の特殊部隊に所属する少年。トウキョウを舞台に、アンノウンと呼ばれる正体不明の異形と戦っていた。若くして隊長クラスの地位に就く彼には、任務時には欠かすことの出来ない相棒がいた。少年から「ルカ」と呼ばれるそれは、蒼く太い首に、真っ赤な瞳に鋭く伸びている牙。がっちりとした胴と足。地平線まで延びんとする無数の棘の生えた尾。おまけに小さな街の空を支配する漆黒の両翼の外見をした怪獣だった。少年はルカの背中に乗り、“彼”に指示を出しながら、異形と戦っていた。でもルカは優しかった。優しい怪獣だった。いつも彼は少年の心に訴えるのだ。「僕は戦いたくない。奴らは確かに悪い連中だ。でも、でもね、奴らは自分たちのやっていることが悪いことだとは知らない、可愛そうな連中なだけかもしれない」

 少年は言う。「奴らはな、ルカ。私たち人間を殺していることに変わりないんだ。生を奪う行為に、相手が悪いことだなんて知らないといっても、それは絶対に許されることではないんだよ?」と。

 ルカは言う。「じゃあ、僕を人間にして。僕も人間を殺してるんだよ? 僕が暴れるたびに避難し切れなかった人間が巻き添えを喰らう。人間にして。人間を殺す行為が許されないことなのならば。僕を人間にして。人間になれば、君と背中合わせで指示の確認をするだけで二人で戦える。僕は君の右腕なり、奴隷なり、何だってなるから……お願い」

 ルカは首をひねって、背中に乗る少年を見つめた。少年は彼の固く乾燥した背中を撫でながら微笑む。
「いいよ。けどもうちょっと待っててな。何度も言っているけど、まだ“完成”してないんだ」
 ルカは残念そうに目を伏せると、熱戦を吐くために翼を白く光らせる。それが街のどれくらいを燃やし尽くすのを理解し、覚悟したかのように。







 みたいななー♪ もし、この上記の内容の小説が書けたら暫くの間、会社の仕事が上手くいきそうだ(笑)。期待しないで待っていて欲しいです。

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 こちらのブログでは元々サイトにある日記とは別に、自作小説に関する様々な記事を発信していきたいと思っています。突発な掌編作品、パワプロ二次創作、ならびにパワプロ以外の二次創作、もちろんオリジナル小説やそれに関する様々な考察、誇大妄想、その他諸々のドロドロな感情を吐き出していきます。でもまぁ、全体的にほのぼのとした感じで。ほのぼの……無理だな。

 
しっかし、ブログって色々と便利ですねぇ。文字の編集も思いのまま。画像も簡単にアップロードしてくれる。いっそのこと、こっちに丸々乗り換えようと考えたのですが、私も長年愛用してきたあの日記を手放したくないので、とりあえず当面は「小説執筆関連」は別離して、こちらでお送りいたします。好き勝手に。タイトル通り、大いに遊ぶ。まぁ、このブログのタイトル自体、元ネタはラーメンズなわけで。相変わらずラーメンズです。ラーメンズみたいな小説書きたいです(てきとー)。仕事が忙しく、小説考える時間も余裕も何も無いですが、それなりに新米社会人なりに、楽しくのびのび努めていきますので、どうぞこのブログ閲覧者の方々には優しく見守ってくださるよう厚くお願い申し上げると同時に、ご指導ご鞭撻をお待ちしております。

 最後に私がサイト立ち上げから公開している、“元祖”日記のURLを明示しておきますので、こちらでもゴズィラの日常を見守ってください。ではでは。

「白いカーテンが棚引く病室にて、君を待つ。」
http://diary5.cgiboy.com/3/gozzira/

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プロフィール
HN:
ゴズィラ
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1987/05/20
職業:
物流関係。(フォークリフト全般に乗れます)
趣味:
映画鑑賞(特にミニシアター系)・小説執筆・漫画収集
自己紹介:
 将来の夢は、土曜日の昼下がりに映画館の窓口に座り、ちょっと万人受けしないアート系映画を「俺、こんな映画だって見ちゃうんだぜ」とドヤ顔を浮かべながら、「一般、一枚」と言ってくる勘違い野郎をひたすら鼻で笑いながら、「ハン! 何が一般一枚だ。どうせ、金曜日の夕刊の広告に載っていたやつからソレっぽいもんを選んで慌てて観に来たくせに偉そうなツラしやがって。……前売り買って出直してこい!」と、罵りながら、少しでもお手軽に映画をご覧になって頂こうという明瞭快活なポリシーを以ってして、たくましく接客をすることです。
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