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映画の正しい鑑賞方法を知らず、捻くれたまま映画を観続ける残念な怪獣がアレコレ愚痴りまくるブログです。
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・今年の映画鑑賞本数があと10本程で200本到達してしまう事態に。達成すれば2年連続。まさか自分自身、2年間で400本以上の映画を、それも劇場で観るだなんて思いもしなかった。嬉しいのやら、はたまた、「俺は一体どうしてこうなってしまったのか」と半ば気狂いな数に呆然とすべきなのか、感情の置き所に困ってしまう。しかし、私の考えとしては「映画=総合芸術」。正直、学校の勉強は苦手だったけれど、映画を観れば世界を垣間見れた。だから、私は映画から学んだことは非常に多かった。ゲームや漫画では決して味わい知れない感動にも数多に巡り会った(その逆も然り、だとは薄々気付いているけれど)。前向きに、自分がコツコツと観続けて来た映画の数だけ誇りに思い、人生の財産にしよう。なので、私は気にせず、今年も躊躇せずに200本突破を黙々と完遂し、さらに多くの出会いに期待したいね。

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・↑そんな状況なので、最近はめっきり小説執筆は進まず。でも今年中にパワプロSSを一作、投じたいね。何にしろ、オイラはのんびり筆を滑らすよ。思い立ったら、ね。

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・そういえば、PSPの「パワプロポータブル4」のサクセスモードでは、猪狩守と主人公が幼馴染という設定で、互いに仲が良いらしい。主人公が猪狩を「マモちゃん」と呼称する。そんな主人公に猪狩は嫌気を差すことなく、仲睦まじい親密さを示す。すげぇな、おい。まぁ俺には格好のネタ(SS的な意味で)としか思えん。宝庫だよ、ネタの。その設定で2~3本くらい書けそうだね。美味すぎる。ちょっと欲しくなってきたぞ、パワポタ4。でも予算がねぇ。……ゲーム1本買うならば、俺はその金で映画を3~4本観てしまうよ、現状。とりあえず12月のFF最新作まではゲームの購入は我慢なんだぜ。

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 昨年10月に結婚した姉は、つい最近、今年の8月初めに女の子の赤ちゃんを出産した。その後1ヶ月は、刈谷市にある新居にではなく、コチラの実家のほうで静養していた。別に何事も無く、無事産後1ヶ月を順調に過ごし、そのまま新居に戻っていった姉。……ではあったが、胸につっかえを感じるような懸念が的中してしまう。結構かなりのママさん達が通る道、「産後鬱」というものだ。しかし、姉の場合、さらに特殊だった。慣れない育みの中、赤ちゃんが腸の病気に掛かり、一時危篤状態にまで陥ってしまった。9月の終わりの事だった。その第一報を知らされた時、私は「あぁ、あんなに丹念に準備して、赤ちゃんを育てる一歩をやっとやっと踏み出したのに」と愕然とし、将来は「オッチャン」と呼ばれる立場が楽しみだった私の感情は脆くも痛打されたのであった。しかし、無事に峠を越え、一息吐いた所で、とうとう姉貴がプッツン。本格的な鬱の一歩手前の、ボロボロ状態で本日、二度目の療養で帰省。症状も悪化しているようで、母がちょっと叱っただけでも大泣きしてしまう始末。これからの不安と不満を誰にぶつけて良いのか分からないまま、姉貴は暫く休むことになったのだ。

 ただ、一緒に帰って来た赤ちゃんはぷっくらと太っていた。亀井静香に似ていると評判(?)の顔立ちにも益々磨きが掛かり、こりゃあ亀井静香何ぞよりも大物になるに違いあるめぇ、と掌を顎に宛がい、フンフンと目論む私。危篤時には、立ち会った母曰く「死相が出ていた」という。その際には「亀井静香が死に顔に変わるのか!」と、不謹慎なのかどうなのかもよく分からない、だけれど焦燥入り混じる困惑が家族間に蠢いていたのは言うまでも無い。今となっては、亀井静香に戻った、いやそれ以上の「どや顔」を携えている赤ちゃんの表情を窺えるだけでも、何故か安心してしまう。だから、姉貴もきっと大丈夫、という結論。何故なら、間違いなく亀井静香を生んだ、肝の据わった体(?)。そう簡単にくたばることはない、と私は信じて止まない。

 産後鬱という一時的な足踏みも軽々、吹き飛ばし、また新鮮な一歩を噛み締めればいい。
 私も色々と足踏み状態。夢も希望も展望も何も示唆しようともしてくれない世の中だけれど、こんな自分にも取り得がある筈だと信じて、模索して、進んでいきたいものだ。

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 間がすっかり空いてしまって申し訳ありませんでした。気付けば10月に変わってしまいました。あわわ。

【小説に作法はいらない】

・つい先日、ライトノベルの作法を記載している某サイトを覗いて愕然とした。個人的に、小説を書くのに自信を失くしており、やはり勉強するしかないのかと藁にも縋る思いだったのかは別として、その例のサイトを覗き見したのだ。多数あるコンテンツの中で、ふと「これだけはやってはいけない」という題目のページを閲覧。其処には「天使や悪魔を登場させないほうが無難」と書かれていた。理由としてはいまさらどう捻ったってステレオタイプで陳腐な作品にしか出来ないとのこと。何じゃそれ。意味分からん。そこを何とかステレオタイプではない斬新な作品に仕上げるのが作家たるものじゃないのか。あまりにも主観過ぎる断言にブチギレ。速攻、プラウザの戻るボタン連打。そして決心。

・次回のオリジナル作は可愛らしい天使が主人公の小説を書こうと思った。絶対に書き上げてやる。そして、私は二度と小説の勉強をしない。結局、「こういう小説を書くと面白い」という意見をするのはやはり人それぞれなのだ。受け止め方も然り。……馬鹿みたいだ。「ATOM」が酷評されて、気が滅入っていた私。何とか打開策を見つけようとしていた私。や~めた。今更、媚を売ってどうする。私は私の書き方がある。

・よっしゃ、吹っ切れた。くっだらない作法に揺さぶられて何が面白い。久しぶりに、「自分のアイディアを信じてみよう」という結論に至る。というわけで、現在は二次創作の「鬼がいる!」の続きを構想しているところですが、それと並行して前述通り、可愛い可愛い天使ちゃんを主人公に添えたオリジナルを一本、年内に完成させようと思います。ストーリーも大体決まっています。タイトルもね。タイトルは「グッド・ニュース」。鋭意構想中。頑張ります。

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・松本人志の「しんぼる」を観た。さぞかし、酷い作品だろうなと観終わったら、ケチョンケチョンに貶してやろうと意気込んで(?)鑑賞したものの、「あれ? 普通に面白いんだけど」。唐突のラストは、客席からは「分かんな~い」という声がチラホラ。俺は「成る程ね」と首を縦にうなずいて納得。映画慣れしていれば、どうってことない分かり易い内容だと思った。ゆえに松本の真意がチラホラ見えたのでニヤニヤが止まらず。挑発的で天邪鬼な映画。俺は大好き。予想通り、「これは地雷映画じゃない。水爆映画だ!」(流石に不謹慎な表現だと思うがね)と衝撃的な批判を始め、各所で内容を巡り、タコ殴り状態。

 「大日本人」は観てないけれど、本作を観て松本はテレビでは出来ないコントを映画に移してやっているだけなのだなぁと。あんなもんテレビで垂れ流したら、テレビ局が潰れます。「狭苦しいテレビの表現で収まらないことは映画館でやれば良い」と思うよ、俺は。松本含め、ダウンタウン自体は「ごっつええ」以降は大嫌いだけれど、それでもまだコントを諦めていない姿勢は好き。

 「コントなら何でも出来ると信じている」と言ったのは確か、ラーメンズの小林さんだった。小林さんはあくまで舞台、松本は映画。方向性は真逆だけれど、目指している極みはきっと一緒。松本人志という人間は絶対に好きになれないだろうけれど、天邪鬼なお笑い人としてなら評価出来るよね。

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 コラスペ終了。批評会から数日経って、落ち着いて振り返ってみると、本音、去年と比べてすっかり身内色になってしまったのだなぁと驚く。恒例の大賞選出も、その批評会の中で作者一同が一斉に自分の気に入った作品を指名し、多数決方式。「お祭り」なのだから、大丈夫だけれど、折角のコラスペ。参加者以外の投票も掲示板で募っても良かったのじゃない? と首を捻る。が、コラスペ自体は賞云々ではなく個々のスキルアップを目的とした「しばき合い」みたいなもの(良い意味で)なので、何だかんだコレで良いのだと納得。納得したらば、後日、私の個人的な感想をまた投稿したいと思う。そういう機会ならば、私は歯に衣着せない。容赦はしないと思う。チャットではすっかり緊張して上手く自分の意見を即興で言えなかったが、読み返せば読み返すほどに、言いたい事は山ほどあることに気付く。

***

 とりあえず「ATOM」はお蔵入り。修正も大幅にして、サイトに掲載しようと思ったがやめた。幾ら時間に追われて無理矢理な形になってしまおうと、私自身納得して結論した作品。修正してもそれ以上の作品に仕上げようとしても「ああでもない、こうでもない」と堂々巡りになるだけ。混乱するだけ。だから私は「ATOM」は完成品の上で「お蔵入り」にすることにした。残念。

***

 ところで、私の小説はよく「分かりにくい」と言われる。今回のコラスペの批評会でも主催のみすたンさん曰く「分からない。ゆえに、悪いところでさえ見つけられない」。考えてみればそりゃそうである。私はあまり登場人物の心理描写を地の文に表していないからである。無論、わざとだ。例えば、説明するにしても登場人物の表情や行動のみで物語を進めてしまうので、内情を紐解こうにも出来ない。だから「分かりにくい」。
 私は小説書きではない。ただの映画好きの端くれだ。今は週末、映画を観れればそれで幸せである。自分が文才でもないことは分かりきっていること。だから小説に真剣に取り組もうとも思わないし、躍起になっていた文学賞応募もすっかり萎えてしまった。だけれど、時折ふっと頭をよぎる妄想をどうしても具現化せねばどうしようもない衝動に駆られる。それを実現させる手段として小説を選んでいるだけなのである。本当にただそれだけなので、普段から小説は買わないしあまり読むことも無い。わざわざ著作物からインスパイアされようなどとは思わない。

「そんな考えなのだから、分かりにくいと思われているのではないか」と蔑まれようとも、私は一向に構わない。むしろ「もっともっと、混乱して頭くらい痛くなってしまえ」と刃向かう。不可解小説でも構わない。良いじゃないかと開き直ってもいい。主人公の心情を、行動や本人が見る情景に代弁させて、ただその繰り返しで物語を進ませて何がいけないのか。だったら、全部を全部、心情を胸の内に吐露させればいいのか。それが所謂、小説的というものか? 私は嫌だ。絶対に書かない、というか書けない。

***

 こうなったら、「分からない。分からないから、無理矢理にでも分かるまで骨の髄までシャブってやる」と読者を乗せるような作品を書きたい。書いてみせたい。読了した人それぞれが、違う感想を持つような作品を書きたい。

 でも、真剣には書かない。「書いてやる」と意気込んでも、思い過ぎてはいけない。思いすぎては「不可解」で何とか持ちこたえているものがさらに瓦解する。私は私のペースで、しかし、固く決心した本心は絶やすことなく、さて明日も仕事を頑張ろう。話はそれから。次回作はパワプロ二次でお目に掛かりましょう。とにかく、今年は二次三昧だ。おやすみなさい。

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男性
誕生日:
1987/05/20
職業:
物流関係。(フォークリフト全般に乗れます)
趣味:
映画鑑賞(特にミニシアター系)・小説執筆・漫画収集
自己紹介:
 将来の夢は、土曜日の昼下がりに映画館の窓口に座り、ちょっと万人受けしないアート系映画を「俺、こんな映画だって見ちゃうんだぜ」とドヤ顔を浮かべながら、「一般、一枚」と言ってくる勘違い野郎をひたすら鼻で笑いながら、「ハン! 何が一般一枚だ。どうせ、金曜日の夕刊の広告に載っていたやつからソレっぽいもんを選んで慌てて観に来たくせに偉そうなツラしやがって。……前売り買って出直してこい!」と、罵りながら、少しでもお手軽に映画をご覧になって頂こうという明瞭快活なポリシーを以ってして、たくましく接客をすることです。
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